冬休みや春休みなど、大学の長期休暇中にスキー場の近くで住み込みをしながらアルバイトをする方っていますよね!
いわゆる「籠り(こもり)」です。
今回は、この「籠る」メリットや、初めての方が感じやすい不安などについてご紹介します。

「籠る」とは?
簡単に言えば、スキー場の近くなどに住み込みながら働くことを「籠る(こもる)」と言います。
ひと口に籠ると言っても、勤務先はスキー場関係だけではありません。周辺の飲食店やショップなど、働き方はさまざまです。
応募方法も、リゾートバイトの求人サイトから応募する、スキー場へ直接連絡する、知り合いに紹介してもらうなど、いくつかの方法があります。

籠るメリット・デメリット
籠るメリットはたくさんありますが、主なものを挙げると次のとおりです。
- 無料、またはスタッフ料金で安く滑れる
- スキー場まですぐに行けるため、交通費を抑えられる
- 休みの日や仕事の中抜け時間などを使って滑れる
※業種によっては中抜けがない場合もあります。 - 上手い人とつながりやすく、身近に教えてくれる人がたくさんいるため上達しやすい
- 毎日のように、雪国ならではの非日常的な世界を楽しめる
- 滑る道具がなくても、無料レンタルやスタッフ割引を利用できる場合がある
※勤務先によっては、シーズン中ずっと貸し出してもらえる場合もあります。 - 車がなくても、現地まで行くことができれば、乗り合わせやスタッフ専用の無料バスを利用できる場合がある
- しっかり滑り込めば、自然と上手くなる
挙げるとキリがありませんが、少し思い浮かべただけでも、これだけのメリットがあります。
こう聞くと、「もはや住み込みはメリットしかないやん……」って思いますよね。実際、場所によってはしっかり稼ぐこともできるので、僕はメリットがとても大きいと感じています。
強いてデメリットを挙げるなら、次のような点です。
- 雪国なので、しっかり寒い
- 車を持って行く場合、雪道の運転に慣れていないと怖い
- 少し遠出しないと、繁華街などへ行けないことがある
僕自身が感じるのは、このくらいです……笑
では次に、実際に籠るときのおすすめの働き方やエリアを少しご紹介します。
住み込みバイトの種類
スノーボードが上手くなりたい方には、ダントツでインストラクターやパークディガーをおすすめします。なぜなら、スタッフのほとんどが滑れる人だからです。
インストラクター
「上手い人しかいないのに、自分なんかが行って大丈夫なの? 下手すぎて絶対迷惑をかける……」
そう思っているそこのあなた。安心してください。自分もその一人でした。
僕はスノーボードを始めて2年目にインストラクターをすることになったのですが、正直かなり不安でした。
でも、実際に働き始めると、インストラクターのマニュアルを1から丁寧に教えてもらえます。自分自身もスノーボードの知識を身につけながら仕事ができるんです!
人に教えるためには、まず自分がきちんと理解していなければいけません。そのため、自分が理解できるようになるまで、分かりやすく親身に教えてくれる。インストラクターは、そんな環境でした。
初めて籠る方にとって、本当に良い経験ができるおすすめの仕事です。
僕が実際に働かせていただいたスクールのリンクを載せておきますので、ぜひチェックしてみてください!
パークディガー
次は、誰もが憧れるパークのかっこいい人たち、「ディガー」という職業です。
ディガーを知らない方向けに説明すると、ジャンプ台やレールなどのアイテムが設置されたエリアを「パーク」と言い、そのパークを管理する人たちをディガーと呼びます。
主な仕事は、ジャンプ台の整備やアイテムの設置、リップ(ジャンプ台の踏み切り部分)を丁寧に整えることなどです。
ディガーは力仕事が多いため、体力に自信のある大学生には特におすすめの職業です! ワンフット(片足だけをボードに付けて滑ること)ができると、作業中の移動もよりスムーズになります。
整備をするときはもちろん、パーク内に怪我人がいないかを確認したり、アイテムに異常がないか点検したりするときも滑って移動します。そのため、ほかの職業と比べても圧倒的に滑る時間をつくりやすいのが特徴です。
スノーボードを始めたばかりの方には少しハードルが高いですが、スピンができるほどの技術がなくても問題ありません! 「楽しいパークをつくりたい」という気持ちと、ある程度の体力があればトライできる職業です。
もちろん、ディガー未経験の方も毎年入ってきます。先輩が一緒に滑ってくれる環境もあるので、どんどん上手くなり、スノーボードやスキーがさらに楽しくなりますよー!
国内でも最大級のクオリティを誇るパークチーム「THE PARKS」は、白馬・岐阜・関西など、さまざまなエリアでパークをつくっています。個人的には一番おすすめのディガーチームです!
日中にたくさん滑りたいなら
そのほか、日中にがっつり滑りたいなら、ローカルの居酒屋やホテルの夜勤もおすすめです!
リゾートバイトでは、スキー場のインフォメーション、レンタル、リフトスタッフなども人気です。勤務先によっては中抜けがあるほか、寮費・食費・水道光熱費が無料になるなど、学生にはうれしい特典がたくさんあります!



住み込みにおすすめのエリアは?
住み込みにおすすめのエリアはたくさんありますが、特に人気なのは奥美濃(岐阜)・白馬(長野)・ニセコ(北海道)・湯沢(新潟)あたりです。スキー場の数も多く、環境が充実しています。
奥美濃や湯沢エリアでは、勤務先によってリゾートバイト用の送迎バスを運行している場合もあります。車を持っていなくても買い出しへ行けるため、安心して気軽に籠ることができます。
どのエリアにもそれぞれの魅力があるので、気になる場所があれば、ぜひ詳しく調べてみてください。
個人的には、降雪量の多いエリアほど幻想的で、毎日がより楽しくなりますよ!笑

籠るときにあると便利なもの
基本的には、生活に必要な日用品や衣類があれば大丈夫です。リゾートバイトの寮は設備が整っていることも多く、なかにはWi-Fiを無料で利用できるところもあります。
個人的に、持って行くと便利だと感じるものはこちらです。
- 電源タップ・延長コード
- 洗濯物干し
- 洗濯ネット
- スノーブーツ
- 風邪薬
- スリッパ
これらは、共同生活をするときや、周辺にお店が少ない寮に住むときに特に重宝します。籠る場所によって必要なものは変わるので、相部屋か個室か、寮に何が備え付けられているかを事前に確認しておくのがベターです!
最後に
社会人になると、多くの方が「籠る」という経験をするタイミングを失ってしまいます。
よく「20代までに海外を経験しておいた方がいい」と言いますが、籠りという人生経験も、絶対に若いうちにしておいた方がいいと僕は思っています。
共同生活のなかで生まれるつながりや、横ノリならではの大きなつながりの広がりは、スキー場へ通って滑るだけでは得られないものばかりです。
雪山に籠ったことで人生の方向が大きく変わった人や、わざわざ社会人を辞めてまで籠る人がいるほど、雪山での生活には魅力があふれています。
少しでも悩んでいる方は、人生経験の一つとして、今年の冬にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
WUS(WESTSIDE UNIVERSITY SNOWBOARDING)運営事務局
